ぎっくり腰

突然、激しい痛みに襲われるぎっくり腰

はじめに、ぎっくり腰とはどのようなものかをご説明いたします。
一般的にぎっくり腰と呼ばれている状態は、医学的には「急性腰痛症」と言います。
重いものを持ち上げたときや腰をひねったりしたときに突然生じます。

 

ぎっくり腰の原因

ぎっくり腰の原因はさまざまで、原因がはっきりしない場合もあります。
姿勢の悪さや無理な力がかかることなどによる腰の関節のずれ、腰を支える筋肉や腱、靭帯などの損傷がなどが原因と考えられることが多いです。

ぎっくり腰が発生しやすい場面

重い荷物を持ち上げたとき

よくあるパターンがこのパターンです。重い荷物を持ち上げた瞬間にギクとなりぎっくり腰を発症するケース。

くしゃみをしたとき

くしゃみをした瞬間にぎっくり腰を発症する場合もあります。

ぎっくり腰のタイプ

ぎっくり腰は、大きく分けて関節由来のものと筋肉由来のものの二つのタイプがあります。
大まかに、関節由来のものが2タイプと筋肉由来のものが1タイプに3つのタイプに分けられます。

関節由来のもの

腰の中心にある腰椎と腰椎の間の関節を捻挫することでぎっくり腰を発症するタイプ。
もう一つが、骨盤の中央にある仙腸関節を痛めてぎっくり腰を発症するタイプ

筋肉由来のもの

腰の筋肉に対して過度な負担がかかると筋繊維が損傷してぎっくり腰を発症するタイプ

ぎっくり腰の対処法

ぎっくり腰を発症してしまった場合の対処法としましては、まずは「安静」です。
ぎっくり腰の場合、関節もしくは筋肉、靭帯など損傷している可能性がありますので、なるべく楽な姿勢を見つけて安静にしましょう。
患部にアイシングを行うのも良いでしょう。

こばやし接骨院のぎっくり腰への施術方法

当院では、ぎっくり腰を3つのタイプに分けて施術しています。

・腰椎そのものの捻挫によるぎっくり腰

このタイプは、腰椎そのものの関節を捻挫しているため、どの方向に動いても痛みが強いのが特徴です。からだをどの方向に動かしても腰椎が動いてしまうためどの方向に動かして痛みが出てしまいます。
そのため、電気療法で炎症を抑えて痛みを緩和してコルセットや晒などで腰を固定をしてしっかり安静を保てるように施術していきます。

・仙腸関節の捻挫によるぎっくり腰

このタイプは、骨盤にある仙腸関節を痛めているため、前屈・後屈で痛めがでることが多いのが特徴です。この場合、骨盤には腰の筋肉やおしりの筋肉・太ももの筋肉がついておりこれらの筋肉が張ることで骨盤の動きを悪くして痛みを発生させるため筋肉を緩めて骨盤の動きを良くするように施術していきます。

・腰の筋肉の挫傷によるぎっくり腰

このタイプは、腰の筋肉を痛めて痛みを発生させています。筋肉には、それぞれ動きの役割があるため、痛めた筋肉が働く動きは痛いけどそれ以外は比較的痛みがすくないのが特徴です。
この場合は、電気療法で炎症を抑えて痛みを緩和し過度に緊張している筋肉を手技療法で緩めていき施術していきます。