今回は腰痛を改善するエクササイズ背骨を1つ1つ動かす【ロールダウン】を紹介します。
・慢性的な腰痛の人
・体の緊張が抜けづらい人
・前かがみをすると腰に痛みが出る人
【ロールダウン】が腰痛を改善するためにオススメなのは背骨を1つ1つ動かすインナーマッスルを鍛えることができるからです。
慢性的な腰痛の方はインナーマッスルが働いていない人が多く、腰のアウターマッスルという筋肉で体を支えようとしているので、腰の筋肉がすぐに疲れてしまい腰痛が出やすくなってしまいます。
ここで簡単にインナーマッスルとアウターマッスルの特徴を簡単に紹介します。
〇インナーマッスルの特徴
・発揮できる力は弱いが、持久力があるので長時間使うのに適している
〇アウターマッスルの特徴
・発揮できる力は強いが、持久力がないため短時間使うのに適している
インナーマッスルが働いているかどうかは前かがみをすると分かりやすいです。
アウターマッスルだけ働いている人は前かがみをすると腰の部分が1つ棒のようになっていて、背骨を1つ1つ動かすことができていません。
また腰の両脇の筋肉が盛り上がっているように見えるのも特徴です。
インナーマッスルが働いている人は前かがみをした際に背骨が1つ1つ動いているため背骨がC字にような形になり、腰にかかる負担を分散できます。
インナーマッスルがしっかり働いているとアウターマッスルも頑張らなくて済むので筋肉も盛り上がってはみえません。
日常生活やスポーツをしているときは常に背骨に負担がかかっています。
アウターマッスルだけに頼っていると持久力がない筋肉なのですぐに疲れてしまい腰痛になってしまうため、持久力があるインナーマッスルが働くと腰痛を感じづらくなります。
【ロールダウン】の効果
・背骨周りに付いているインナーマッスルの強化
・腹筋の強化
・背骨を1つ1つ動かせるようになる
・体の緊張をリラックスさせる
腰痛改善エクササイズ背骨を1つ1つ動かす【ロールダウン】のやり方
①膝を90°に曲げて、膝裏に手を当てて座る
②骨盤から腰の骨を下から1つずつ地面に付けるように丸めていく
※動作中は息を止めず、吐きながら動く
③丸めた状態から骨盤から腰の骨を1つ1つ元に戻していく
動作をゆっくり行うことでインナーマッスルが働くので、自分でできる範囲でゆっくり動かすととても効果的です。
腰痛を改善するために背骨を1つ1つ動かせるようになることはとても重要なことなので是非やってみて下さい!