腰痛

坐骨神経痛でやってはいけないこととは?症状を悪化させるかもしれません

こばやし接骨院の小林です。

前回は、坐骨神経痛を早く治す方法について解説しました。
早く治す方法について、興味がある方はこちらもご覧ください。
坐骨神経痛を早く治す方法

では、逆に坐骨神経痛を発症しているときにやってはいけないこともあります。
今回は、そんな坐骨神経痛を悪化させてしまうNG行動を解説していきます。

この記事は次のような人におすすめ

  • 坐骨神経痛を悪化させたくない人
  • 坐骨神経痛中に控えるべき行動を知りたい人

 坐骨神経痛でやってはいけない4つのこと

坐骨神経痛は、腰から足にかけて通っている坐骨神経が圧迫されることで、お尻や太もも、ふくらはぎに痛みやしびれが生じる症状です。

今回は、坐骨神経痛の方がやってはいけないことを4つに絞って解説します。
坐骨神経痛の悪化を防ぎ、1日でも早く良くなるように頑張りましょう!

冷やす

坐骨神経痛の場合、冷えると調子が悪くなることが多いです。
その理由は、冷えることで筋肉が固まり神経の圧迫を強めてしまったり、神経自体の循環も悪くなることで症状が強くなることが考えられます。
そのため、逆に温めると血行が良くなり、筋肉や神経の緊張が和らぎ調子が良くなる方が多い印象を受けます。

長時間同じ姿勢を続ける

デスクワークや車の運転などで、同じ姿勢を続けることも坐骨神経痛を悪化させる要因になります。
同じ姿勢をずっと続けていると同じところの筋肉に負担がかかり続けたり、体を動かさないため血行が悪くなったりしてしまいます。
この状態が続くと、坐骨神経が圧迫され痛みやしびれが強くなってしまうのです。

どうしても、長時間のデスクワークをしなければいけない方は、以下のようなことがしてもらえると対策が取れます。

・一時間に一回、席を立ちましょう。

一時間に一回、席を立つように心がけて下さい。トイレに行って頂いたり、少しその辺りを歩いたりと、少しでいいので身体を動かして下さい。
これを行うのか行わないのかでは、全然違いますよ!

無理なストレッチを行う

坐骨神経痛には、ストレッチが効果的ですがやり方は間違えると悪化させます。
坐骨神経痛に効くストレッチといった情報は、インターネット上に数多く出回っています。しかし、それはすべての人に万能なわけではなく、すべての人に効果的にわけではありません。当院にも、ネットと調べてストレッチを行ったら悪化したなんて方からご相談を受けたこともあります。
そのため、ストレッチも注意して行わなければいけません。
ここでは、坐骨神経痛のストレッチを行う注意点を挙げます。

  • 痛みの出ない範囲で伸ばす
  • 反動をつけて行わない
  • 呼吸を止めない
  • 痛みやしびれが増すストレッチは行わない

このような点に注意するだけで、ストレッチで悪化するということはかなり防げるでしょう。

重たい物を持ち上げる

重たい物を持ち上げる動作は、腰に負担をかけます。
そのため、坐骨神経痛の原因である「腰椎椎間板ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」といった腰の病気を抱えている人は注意しなければなりません。
重いものを持ち上げたことで、これらの症状が悪化して坐骨神経の圧迫を更に強める可能性があるからです。

坐骨神経痛でやったほうが良いこと

では、逆に坐骨神経痛の時にやったほうがいいことは、温める」ことです。
温めることで、神経を圧迫している筋肉などが緩んだり、神経自体の血行も良くなることで神経の状態も良くなりしびれや痛みのなどの症状が緩和する方がとても多いです。

坐骨神経痛には、温めることが効果的です。
温めることで、筋肉が緩んだり、神経の動きも良くなるのでやってみて下さい。
温め方は、湯船に浸かる・お尻にホッカイロを貼るなどがおすすめです。
※ホッカイロを使用する場合は、低温やけどにお気をつけて下さい。 

まとめ

坐骨神経痛は、行うことで状態を悪化させてしまうことがあります。
それは、・冷やす・長時間同じ姿勢を続ける・無理やストレッチ・重たい物を持ち上げるです。
出来るだけ、坐骨神経痛の方は控えたほうが良いでしょう。
それでも、お仕事で長時間のデスクワークなどが避けれない方は、一時間に一回は席を立つなどを工夫してみて下さい。

 

 

ABOUT ME
葛飾区こばやし接骨院
葛飾区こばやし接骨院。柔道整復師の国家資格を保有。野球やサッカー・バレーボールなどスポーツの現場で活躍しているためスポーツ障害や外傷の臨床経験が豊富。