日常生活で階段を踏み外して踏ん張った際やスポーツ時にダッシュやジャンプをしたときなど、太ももやふくらはぎに多い肉離れ
肉離れは施術を受けずそのままにしていたり、適切な施術を受けないと切れた筋肉の部分が硬くなってしまい、スポーツをしたときにまた肉離れを起こしてしまいそうになったりと全力でプレーすることができなくなってしまうこともあるので、肉離れ直後からの適切な対応が重要です
肉離れの原因
ウォーミングアップ不足や筋肉の疲労がたまっていて筋肉の柔軟性が低下していると筋肉の伸び縮みがうまくいかなくなり、その状態で筋肉に負担がかかると筋肉が切れて肉離れになってしまいます
肉離れのタイプ
1.筋肉が断裂してしまう
ダッシュやジャンプなど筋肉に力を入れた際に筋肉が断裂してしまうものをいいます。
2.筋肉が部分的に硬くなっている
使いすぎや肉離れなどの後遺症で筋肉が部分的に硬くなっている場合があります。
部分的に筋肉が硬いと、そのところで筋肉の伸び縮みがうまくいかなくなり筋肉が切れているわけではないのですが、肉離れの様な痛みが出ます
肉離れをしてある程度期間が経っていたり、肉離れをした経験がないのにダッシュやジャンプをするときに筋肉が切れそうで全力でプレーできない場合はこれが原因になっている場合が多いです。
肉離れの症状
肉離れした部分を押すと痛みがあり、筋肉に力を入れたり、伸ばされたりすると痛みが強くなり、足を着くのも困難になることがあります
また重度の場合、肉離れした筋肉が凹んだり、内出血が出ることもあります
肉離れの対処法
肉離れを発症してしまった場合の対処法としましては、まずは「安静」です。
筋肉が断裂している場合に無理に動いてしまうと切れた部分が悪化してしまうためです。
腫れや痛みが強い場合はアイシングをするのもおススメです。
こばやし接骨院の肉離れへの施術方法
1.超音波観察と触察で損傷した部分の状態を確認する
肉離れした部分の所見などでケガの程度などは予測がつきますが、損傷範囲や程度によって、その後の経過や施術方法は変わってきます。
超音波観察により詳細な病態が把握できるため、ケガの状態に合わせた正確な施術を行うことができます。
また肉離れのタイプで紹介した筋肉が断裂しているタイプと筋肉が部分的に硬くなっているタイプでは施術方法が変わるので超音波観察はとても重要です。
2.電気治療をおこなう
こばやし接骨院の電気は炎症や腫れなどを軽減、除去し、同時に回復を促進できる電気を行ことができるので、肉離れの早期回復が期待できます。
3.包帯やサポーターで圧迫する
損傷した筋肉の程度に合わせた圧迫を行うことで、炎症や腫れを早期に引くことができ、また患部が安静に保たれることで回復を早めることができます。
太ももの肉離れの場合包帯を巻くこは難しいのでサポーターを巻くことが多いです。
ふくらはぎの場合、包帯を巻いた方がいいのですが、患者さんと相談した上で包帯を巻くかサポーターにするか決めていきます。
4.リハビリエクササイズを行う
スポーツ選手で肉離れをしてしまった場合、リハビリエクササイズが不十分で肉離れを繰り返したり、全力でプレーをするのが怖くなってしまっている選手が多いです。
肉離れした筋肉は柔軟性や筋力が低下してしまうことがほとんどです。筋力や柔軟性を元に戻すことでスポーツが痛みなくできるようにするためリハビリエクササイズを行います。
5.患者さんと今後の施術計画を立てる
肉離れをしてしまった際に安静にすることがもちろんですが、仕事で動かないといけない、スポーツの大会が近いので、その大会に出れるようにして欲しいなどいろいろあると思います。
こばやし接骨院ではそのような状況も踏まえて、安静が難しい場合にはテーピングを行ったり、サポーターで対応するなど、患者さんに合わせた施術を行っていきます