コラム

腰痛と反り腰の関係性について

日本人の約80%の人が一生に一度は経験する腰痛。
そんな腰痛について、お話しいたします。
今回は、そんな腰痛の中でも「腰痛と反り腰の関係について」です。

反り腰とは

人間の背骨は、生理的弯曲がありS字のような形をしています。
そのため、もともと背中のあたりで後弯しており、腰のあたりで前弯しています。
反り腰になってしまっていると、この腰のあたりの前弯が強くなってしまっている状態になります。

 

反り腰になると腰痛になる理由

では、さっそく反り腰になると腰痛になる理由を紹介します。

椎間関節は痛みを感じやすい部分であるから

図のように、上下の背骨のつなぎ目となる部分を椎間関節といい、椎間関節は背骨の後方に存在します。

この椎間関節には特徴があり、受容器が豊富に存在するということです。

 

受容器とは、刺激を感知するセンサーです。

この受容器には、外部刺激を感知する侵害受容器と、位置や感覚を感知する固有感覚受容器に大別され、侵害受容器の感知情報が閾値を超えると痛みとして感知します。
この侵害受容器の割合が、椎間関節の周辺には約3%しか存在しないのに対して、椎間関節には30%存在します。
このことから、椎間関節に刺激を与えると腰痛が引き起こされそうな感じがしますよね。

少し話がそれてしまったので、反り腰に話を戻します。
反り腰になると、反っているため背骨の後方は圧迫させます。そして、その背骨の後方には椎間関節が存在するため侵害受容器にかかる刺激が増大します。

ですので、反り腰になると椎間関節の侵害受容器が刺激させて腰痛を引き起こす理由になります。

腹圧で腰椎を支えづらくなるから

腹腔内圧(腹圧)とは、お腹の中にある腹腔と呼ばれる内臓が収まる空間内の圧力ことです。
肺に空気を取り込むことで、横隔膜が下がり腹腔内が圧縮され腹圧が高まります。
この腹圧が高まることが重要で、腹圧が高まることで体幹を安定させることができるからです。
腹圧を高めることで、腰椎を前方から支えてくれます

しかし、反り腰になると上の蓋である横隔膜が付いている肋骨の前方が上がってしまいます。
その状態では、肺に空気を取り込み横隔膜を下げても前方に圧が逃げてしまうためしっかり腹圧を高めることができません。
ですので、反り腰ではしっかり腹圧が高まらないため腰椎を支える力が弱くなるため腰痛になる理由になります。

反り腰を治さないと腰痛はなくならない

上記のお話したように、反り腰と腰痛は密接な関係にあります。
そのため、腰痛がなかなかよくならないと悩んでおり、尚且反り腰であるのであれば一度反り腰を治すことをしてみることをおすすめします。
そうすることで、おのずと腰痛の改善に繋がるかもしれません。

腰痛や反り腰でわからないことや悩み事がありましたら、一度ご相談ください。

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葛飾区こばやし接骨院
葛飾区こばやし接骨院。柔道整復師の国家資格を保有。野球やサッカー・バレーボールなどスポーツの現場で活躍しているためスポーツ障害や外傷の臨床経験が豊富。