足首の剥離骨折は階段を踏み外したり、スポーツをしている時に足首を捻ってしまった際など、いろいろな場面で起こります。
剥離骨折は足首の捻挫と症状が似ているので、湿布を貼って様子を見る方もいますが、剥離骨折していた場合は固定をしっかりしないと治らないので注意が必要です。
また剥離骨折の場合、日にちが経った後から施術を開始すると骨が付きづらくなってしまうので、ケガ直後からしっかりとした固定が必要になります。
足首の剥離骨折の原因
足首を捻ってしまった際に、足首の靭帯や腱に骨が引っ張られて剥離骨折が起こります。
足首の剥離骨折の症状
剥離骨折した場合、ケガ直後からくるぶし周りに腫れや内出血が著明に出ます
足首の捻挫の場合はケガ直後からというよりは徐々に腫れが出てきて、内出血は数日経ってから出ることが多いです
また骨が折れているため足首を動かした時に痛みとともに制限も出ます。
足首の剥離骨折の対処法
骨が折れているため、添え木などがあれば足首の下に添えて安静を保つのがとても重要です腫れなどがひどい場合はアイシングも効果があります
こばやし接骨院の足首の剥離骨折への施術方法
1.超音波観察と触察で損傷した部分の状態を確認する
足首の剥離骨折した部分の所見などでケガの程度などは予測がつきますが、損傷範囲や程度によって、その後の経過や施術方法は変わってきます
また捻挫か剥離骨折かの判断をするためにも、超音波観察により詳細な病態が把握できるため、ケガの状態に合わせた正確な施術を行うことができます
2.電気治療をおこなう
こばやし接骨院の電気は炎症や腫れなどを軽減、除去し、同時に回復を促進できる電気を行い、また折れた骨がくっつくまでの期間を短縮出来る骨折治療器も行うことで早期回復が期待できます
3.固定をおこなう
剥離骨折した部分をしっかり固定することで安静が保たれ、炎症や腫れが早く引くことで骨の回復が早まるため、しっかりとした固定がとても重要です
足首の剥離骨折の施術で1番重要なのはいかに早く腫れを引かせるかです
腫れが早く引くことで骨のくっつきも良くなり、関節が硬くなるのも防ぐことができるので特に固定が大事になります
4.リハビリを行う
剥離骨折で固定をしていると足首の関節が硬くなってしまうこともあるので、足首の関節が元通り動かせるようにリハビリを行います
5.患者さんと今後の施術計画を立てる
剥離骨折をしてしまった際に安静にすることがもちろんですが、足を使う仕事などでしっかりとした固定が難しい場合もあると思います
こばやし接骨院ではそのようなときはリスクを説明したうえで、出来る範囲内での固定をするなど患者さんに合わせた施術を行っていきます