日常生活やスポーツ時にとても多い足首の捻挫
足首の捻挫は湿布を貼っておけば問題ないと軽視されやすいケガですが、痛みが引きづらかったり、足首が動かしづらくなってしまうなどの後遺症も残りやすいケガなのでケガ直後からの適切な対応が重要です
足首捻挫の原因
段差や階段を踏み外したり、サッカーやバレーボール、バスケットボールなどスポーツ時に足首を捻った際にくるぶし周りの靭帯を損傷してしまいます
内返しタイプ
足首の捻挫で1番多いタイプです。
足首を内側に捻ってしまった際に外くるぶしの靭帯が伸びてしまったり、部分的に断裂してしまいます。
外返しタイプ
足首を外側に捻ってしまった際に内くるぶしの靭帯が伸びてしまったり、部分的に断裂してしまいます。
内側の靭帯は外側の靭帯に比べると強度が強いので、強く捻らないとあまり起こらないタイプの捻挫のため、内側の靭帯を痛めてしまったときは捻挫の程度がひどいということになります。
足の甲タイプ
足の甲の捻挫は意外と多いのですが、見過ごされやすいタイプでもあります。
足首の捻挫というとくるぶし周りの靭帯を痛めることがもちろん多いのですが、足首が伸びた状態で捻ると足の甲の靭帯を痛めてしまいます。
症状
痛めてしまった靭帯周りが腫れてきて、痛めた靭帯を押すと痛みがあります。
靭帯の損傷が強いと内出血も出てきます。
また足を着くと痛みがあります。
足首捻挫の対処法
足首捻挫をしてしまった時の対処法はアイシングと安静です。
捻挫をしてしまうと足首周りの靭帯が損傷してしまうため、動いてしまうと損傷した範囲が広がってしまい余計に痛みが強くなってしまうので安静にするのが1番です。
またアイシングを行うことで、炎症と痛みを軽減することができます。
こばやし接骨院の足首捻挫への施術方法
1.超音波観察と触察で損傷した部分の状態を確認する
捻挫した部分の所見などでケガの程度などは予測がつきますが、損傷範囲や程度によって、その後の経過や施術方法は変わってきます。
超音波観察により詳細な病態が把握できるため、ケガの状態に合わせた正確な施術を行うことができます。
2.電気治療をおこなう
こばやし接骨院の電気は炎症や腫れなどを軽減、除去し、同時に回復を促進できる電気を行ことができるので、足首捻挫の早期回復が期待できます。
3.固定をおこなう
損傷した靭帯や程度に合わせた固定を行うことで、炎症や腫れを早期に引くことができ、また患部が安静に保たれることで回復を早めることができます。
4.リハビリエクササイズを行う
捻挫をしてしまった足首周りの筋力や柔軟性は低下してしまうことがあるので、筋力や柔軟性を元に戻すことで元の日常生活が送れるようにしたり、スポーツが痛みなくできるようにするためリハビリエクササイズを行います。
5.患者さんと今後の施術計画を立てる
捻挫をしてしまった際に安静にすることがもちろんですが、仕事で固定ができない、スポーツの大会が近いので、その大会に出れるようにして欲しいなどいろいろあると思います。
こばやし接骨院ではそのような状況も踏まえて、安静が難しい場合にはテーピングを行ったり、サポーターで対応するなど、患者さんに合わせた施術を行っていきます。