突き指(指の捻挫)

突き指は日常生活からスポーツをしているときなど、いろいろな場面で起こる最も多いケガの1つです。
突き指は腫れや動きの制限があまりないなど軽度の場合は湿布を貼って様子をみても治ることもありますが、腫れが強く、指の曲げ伸ばしも制限が出ている場合、ケガ直後から固定など施術をしっかり行わないと腫れや動きの制限が残ってしまい、日常生活やスポーツ時に支障をきたすこともあります。

突き指の原因

指を引っ張られたり、ボールが手に当たったりなど指が急激に曲げたし、伸ばされたりした際に指の靭帯や腱が損傷することで発生します
突き指と同じ原因で靭帯や腱に骨が引っ張られて剥離骨折が起きることもあります

 

 

突き指の症状

断裂した腱や靭帯から出血が起こり、腫れや内出血が出ます。
また損傷が重度の場合は指の曲げ伸ばしの時に痛みとともに制限も出ます。

 

 

 

突き指の対処法

腱や靭帯が断裂しているため、添え木などがあれば指の下に添えて安静を保つのがとても重要なので、指を引っ張りするのは絶対にしてはいけません。
また腫れなどがひどい場合はアイシングも効果があります。

こばやし接骨院の突き指への施術方法

1.超音波観察と触察で損傷した部分の状態を確認する

突き指した部分の所見などでケガの程度などは予測がつきますが、損傷範囲や程度によって、その後の経過や施術方法は変わってきます。
また突き指と思っていたものが剥離骨折を起こしていることもあるので、
超音波観察により詳細な病態が把握できるため、ケガの状態に合わせた正確な施術を行うことができます。

2.電気治療をおこなう

電気治療

こばやし接骨院の電気は炎症や腫れなどを軽減、除去し、同時に回復を促進できる電気を行ことができるので、突き指の早期回復が期待できます。

 

 

3.固定をおこなう

損傷した靭帯や程度に合わせた固定を行うことで、炎症や腫れを早期に引くことができ、また患部が安静に保たれることで回復を早めることができます。
突き指の施術で1番重要なのはいかに早く腫れを引かせるかです。
腫れが早く引くことで靭帯や腱の修復も早まり、関節が硬くなるのも防ぐことができるので電気治療や特に固定が大事になります。

4.リハビリを行う

突き指で固定をしていると指の関節が硬くなってしまうこともあるので、指の関節が元通り動かせるようにリハビリを行います。

5.患者さんと今後の施術計画を立てる

突き指をしてしまった際に安静にすることがもちろんですが、仕事で固定ができない、スポーツの大会が近いので、その大会に出れるようにして欲しいなどいろいろあると思います。
こばやし接骨院ではそのような状況も踏まえて、安静が難しい場合にはテーピングを行うなど患者さんに合わせた施術を行っていきます