膝痛

ジャンパー膝の原因は?使い過ぎだけが原因ではありません

病院に膝が痛くて行ったら、ジャンパー膝と診断された。
「運動のやり過ぎだから少し休むように」と病院の先生に言われたことはないだろうか?
果たして、本当にジャンパー膝になってしまった原因は使いすぎなのでしょうか?

結論から言いますと、ジャンパー膝の原因は使いすぎ(オーバーユース)ではないです。
正式な原因は、様々な要因によって膝にかかる負担が増える状態で運動を行っているからジャンパー膝になるのです。
走るのもジャンプするのもすべて、膝に頼って行っているということです。

今回は、そんなジャンパー膝の原因について解説していきます。

一般的に言われているジャンパー膝の原因

ジャンパー膝は、ジャンプやダッシュなどの動作を繰り返しするスポーツに多く見られて、オーバーユース(使いすぎ)が影響するスポーツ障害だと言われます。
ジャンプやダッシュにより太ももの前側にある大腿四頭筋の柔軟性が低下して、症状が発生すると言われています。

本当にオーバーユースが原因!?

本当にオーバーユースが原因なのでしょうか?
私は、オーバーユース(使い過ぎ)が原因ではないと考えます。
その理由を解説します。
オーバーユースが原因であれば、同じ練習をしているすべての人に症状が発症するという事になります。あなたのチームメイトの方、みんなジャンパー膝になっていますか?
そんなことはないと思います。むしろ、ジャンパー膝になっている人のほうがチームの中では少ないのではないでしょうか?

そのため、私は違う部分に原因があるのではないかと考えています。

その原因は、全身の歪み・股関節や足首の問題・身体の使い方です。

本当にオーバーユースが原因であれば、まったく同じ練習をすべての人が発症するはず!
しかし、実際にはジャンパー膝の選手のが少ないはず。ということは、オーバーユースがすべての原因ではないと言える。

 

私が考える本当の原因

ジャンパー膝の原因は、全身の歪み・股関節や足首の問題・身体の使い方のどれかかもしくはすべてがあるせいだと考えます。
この3つの原因によって、ジャンプやダッシュするときに膝の力に頼って行わなければならないため、膝の負担が増えてジャンパー膝になっています。

例えば、ジャンプをする際に股関節・膝・足首の力を使ってジャンプできれば一つに関節が出さなければいけない力は約30%です。しかし、何かしらの原因(先ほど挙げた三つの原因)で股関節や足首がうまく機能していなかったら膝だけに100%の力を出さなければいけません。

これが、同じ練習を行っていてもジャンパー膝になる人とならない人の違いだと思います。

本当のジャンパー膝の原因を言うのであれば、ただ単に練習量の多いオーバーユースではなく、練習の中で何かしらの原因よって膝だけに頼ってしまい、膝にオーバーユースが起こってしまっていると言い方が正しいのではないでしょうか。

ジャンパー膝は、治る症状です

私が考えるジャンパー膝に原因をわかって頂けたでしょうか。
わかって頂けると、なかなか治らなかったあなたのジャンパー膝も治るという希望を持って頂けるのではないでしょうか。
ジャンパー膝は、しっかり原因を見つけ出し改善することでよくなる症状です。

ジャンパー膝でお困りの方は、ご連絡下さい。

当院の紹介

当院は、痛みや症状を根本から改善する接骨院です。
ただ単に、マッサージをするだけではなく、原因を見つけ出し原因から改善して痛みの出ない身体作りを行います。
施術スペースの他に、リハビリスペースを設けているので先ほど紹介した運動などもマンツーマンで指導させて頂きながら行えます。

ABOUT ME
葛飾区こばやし接骨院
葛飾区こばやし接骨院。柔道整復師の国家資格を保有。野球やサッカー・バレーボールなどスポーツの現場で活躍しているためスポーツ障害や外傷の臨床経験が豊富。