「足底筋膜炎は太りすぎが原因です」と言われたことはありませんか?
たしかに体重が増えると足の負担は増えます。しかし、実際には体重そのものが直接的な原因ではなく、足のアライメントや筋肉の状態に問題があるケースがほとんどです。
この記事では「太りすぎと足底筋膜炎の本当の関係」について分かりやすく解説し、改善のために大切なポイントをお伝えします。
「太りすぎ=原因」と言われる理由
足底筋膜炎は、かかとの骨から足の指にかけて伸びている足底腱膜(足裏の腱)が炎症を起こし、歩行時に強い痛みを生じる症状です。
一般的に体重が増えると足裏への荷重も大きくなるため、医療機関や周囲の人から「太りすぎが原因では?」と指摘されることが多いのです。
確かに体重増加は負担を強める「きっかけ」にはなりますが、それだけで足底筋膜炎になるわけではありません。
仮の体重だけが原因であれば、太っている人みなさんが足底筋膜炎になってしまいます。お相撲さんなど、とても体が大きいですが全員足底筋膜炎になっているのでしょうか?
そんなことないですよね!
本当の原因は、他の部分にあります。
本当の原因は「足の状態」にある
足底筋膜炎を引き起こす主な原因は以下のようなものです。
- 足のアライメント不良:偏平足やハイアーチなど、足の形が崩れていると特定の部分に負担が集中します。
- 筋肉の柔軟性低下:ふくらはぎやアキレス腱が硬いと、歩行の際に衝撃を吸収できず足底腱膜に負担がかかります。
- 足裏・足首周囲の筋力不足:足を支える筋肉が弱いと、着地の衝撃を和らげられず炎症が起こりやすくなります。
- 姿勢や歩き方のクセ:片足に重心をかける歩き方、猫背なども足底への負担を大きくします。
つまり、 太りすぎは「悪化要因のひとつ」にはなっても、根本原因は足そのもののバランスや機能低下 にあるのです。
なぜ「太りすぎ=原因」と誤解されるのか
体重増加により一時的に痛みが強まることがあり、そのタイミングで足底筋膜炎が発症すると「太ったせいでなった」と思い込んでしまいます。
しかし、痩せていても偏平足や柔軟性不足がある方は足底筋膜炎になります。
当院にも、足底筋膜炎で痩せている患者様を今まで何人も診てきました。
改善のために大切なポイント
足底筋膜炎を根本から改善するには、体重コントロールよりも 足の環境を整えること が重要です。
- 柔軟性の改善:ふくらはぎや足首のストレッチで衝撃吸収力を高める。
- 筋力の強化:足指を使ったトレーニングやバランス運動で支える力をつける。
- アライメントの調整:専門的な施術で骨盤・足首・足裏のバランスを整える。
- 歩き方・姿勢の見直し:再発防止には正しい体の使い方が欠かせません。
もちろん体重管理もサポートにはなりますが、それはあくまで「補助的な役割」。
まずは足の状態を改善することが最優先です。
当院の施術方針
当院では、足底筋膜炎の方に対して「体重が原因」と決めつけるのではなく、 本当の原因を検査で突き止めること を重視しています。
- 骨盤や背骨、足首の動きを丁寧にチェック
- 足裏やふくらはぎの柔軟性・筋力を評価
- 患者様ごとに異なる原因に合わせたオーダーメイド施術
これにより、単に痛みを和らげるだけでなく、再発を防ぎながら快適に歩ける状態を目指します。
まとめ
- 足底筋膜炎は「太りすぎだけが原因」ではない
- 本当の原因は足のアライメントや筋肉の状態にある
- 改善には柔軟性・筋力・姿勢の調整が欠かせない
- 体重管理は補助的なサポートに過ぎない
「太りすぎだから仕方ない」と諦める必要はありません。
まずは足のバランスを整え、痛みの根本改善を目指してみませんか?
足底筋膜炎にお悩みの方は、ぜひ一度当院までご相談ください。



