今回は腰痛を改善する腹筋強化エクササイズ『上体起こし』を紹介します。
・慢性的な腰痛を抱えている人
・前かがみがつらい人
・腹筋が弱い人
『上体起こし』の効果
・腹筋の強化
・肩甲骨の柔軟性が上がる
・背骨の柔軟性が上がる
・ストレートネックの改善
慢性的な腰痛の人は写真のような反り腰姿勢になっている方がほとんどです。
反り腰になってしまうのは腹筋の力が弱くなっていることが原因の1つで、腰に寄りかかるように腰だけで体を支えているので腰に負担がかかり腰痛になってしまいます。
腹筋で体を支えることができるようになると、体を支えるときに腹筋と背筋で支えられるようになるので、腰への負担が軽減することができます。
腰痛の人が腹筋を鍛えるときに腹筋を割るようなエクササイズを行うと腰痛が悪化することがほとんどです。
今回紹介する『上体起こし』は腰に負担をかけずに腹筋を鍛えることができるとてもオススメなエクササイズになります。
腰痛を改善する腹筋強化エクササイズ『上体起こし』のやり方
①膝の間に小さいボールやタオルを挟み、膝と股関節が90°になるように、足首を上げて台の上にかかと置く
②かかとで台を下に押し、腰を地面に押し付け、手を天井に向けて伸ばす
※かかとで台を押した際に太もも裏、腰を地面に押し付けた際に下腹部、手を天井に伸ばした際に脇の下に力が入っているのを感じること
③息を吐きながら、手をできるだけ遠くに伸ばしつつ、上体を持ち上げる
※動作中は太もも裏、下腹部、脇の下に常に力が入っているのを感じること
④上体を持ち上げたまま1呼吸して、息を吐きながら上体を下ろす
これを5回繰り返す
腰痛を改善するために腹筋が重要なのは理解されている人がほとんどだと思いますが、腹筋のエクササイズなら何でもいいというわけではありません。
腹筋を鍛えるエクササイズのやり方によっては腰痛が悪化することもあります。
『上体起こし』は安全に腹筋を鍛えることができるとてもオススメなエクササイズなので是非やってみて下さい!