スポーツ障害

オスグッド病を再発させない治し方

成長期に一度、オスグッド病を発症すると繰り返し膝痛に悩まれる子供は多いです。
練習を休むと良くなるが、練習するとまた痛みが出てくるなんて話を患者さんからよく聞きます。

これは、オスグッド病が完治していないために痛みが再発しています。
オスグッド病は、本当の原因を改善すれば再発しません。

今回は、そんなオスグッド病を再発している子供を治すためのポイントを紹介します。

オスグッド病が再発する理由

オスグッド病が再発する子供は、オスグッド病の原因が改善していないからです。
運動を休んだり、運動量を減らすことで炎症が治まるため、痛みが引いていきます。しかし、本来の運動量に戻すとまた同じ負担が膝に加わり痛みを引き起こす。

オスグッド病を再発する子供は、膝のみで運動するクセが付いてしまっているのです。
走るのも膝の力、ジャンプするのも膝の力。
知らない間に、膝が頑張りすぎているのです。

今、オスグッド病が再発しているあなたは、何か運動に復帰する前にリハビリを行いましたか?
そのリハビリも、膝を鍛えるようなリハビリを行いませんでしたか?

膝が弱いから、オスグッド病になっているわけではありません。
膝を使いすぎているからオスグッド病になっているのです。
オスグッド病を治すために必要なことは、膝を鍛えることではありません。

オスグッド病を再発させないためには、膝を鍛えるのでなく膝を使いすぎないようにするにはどうしたら良いかを考えることが重要です。

オスグッド病を再発させない治し方

当院には、オスグッド病の患者様が多く来院します。
その際、必ず①体幹の強さ②足首の可動域③股関節の可動域を確認します。

オスグッドの患者様は、この3つの項目に問題があることがほとんどです。

そのため、膝の治療はもちろんですが、体幹トレーニングや股関節や足首のストレッチといったことを並行して行っていきます。

そうすることで、根本的な原因が改善させ、膝に負担が掛からない身体の使い方に変わってくるためオスグッド病の再発を防ぎます。

再発の予防には、膝だけではなく全体をみる必要がある

どうしても、痛みがあると痛みのある患部に注目が行きがちになってしまいます。
オスグッド病でいえば、膝です。

しかし、スポーツ障害など運動の中で痛みを抱えている場合は患部以外にも原因があることが多いです。
そのため、患部以外にも注意して治療を行うことが重要だと思います

ABOUT ME
葛飾区こばやし接骨院
葛飾区こばやし接骨院。柔道整復師の国家資格を保有。野球やサッカー・バレーボールなどスポーツの現場で活躍しているためスポーツ障害や外傷の臨床経験が豊富。