ジャンパー膝(膝蓋靭帯炎)

ジャンパー膝はどこが痛い?痛む場所と見分け方を専門家が解説

はじめに

「膝が痛いけど、どこが痛いとジャンパー膝なの?」
「お皿の下が痛むけど、これは違う病気?」
「成長期の子どもが膝の前を痛がっている」

このような疑問から
「ジャンパー膝 どこが痛い」
と検索して、この記事にたどり着いたのではないでしょうか。

結論から言うと、
ジャンパー膝の痛みは“場所がはっきりしている”のが大きな特徴 です。

この記事では

  • ジャンパー膝で痛くなる正確な場所
  • 押すと痛いポイント
  • 他の膝の痛みとの違い
    を分かりやすく解説します。

 ジャンパー膝とは?

ジャンパー膝は、
膝のお皿(膝蓋骨)の下にある「膝蓋腱」が炎症を起こす障害 です。

特に

  • バスケットボール
  • バレーボール
  • サッカー
  • 陸上(ジャンプ競技)

など、ジャンプ・着地・ダッシュを繰り返す競技に多く見られます。

【結論】ジャンパー膝は「膝のお皿の下」が痛い

ジャンパー膝で最も多い痛みの場所は、膝のお皿(膝蓋骨)のすぐ下

ここが ピンポイントで痛む のが最大の特徴です。

 ジャンパー膝で痛くなる具体的な場所

痛みの中心

  • 膝のお皿の下
  • 少し触るだけでも痛い
  • 押すとズキッとする

 痛みの範囲

  • 点で痛むことが多い
  • 広範囲ではなく「ここ!」と指で示せる

これがジャンパー膝の典型です。

押すと痛い場所(セルフチェック)

以下の方法で確認できます。

  1. 膝を軽く曲げる
  2. 膝のお皿の下を指で押す
  3. 痛みがはっきり出る

強い痛みが出る場合、ジャンパー膝の可能性が高い です。

※ 強く押しすぎないよう注意してください。

 動作によって痛む場所がはっきりする

ジャンパー膝では、
以下の動作で 同じ場所が痛みます

  • ジャンプの踏切
  • 着地の瞬間
  • ダッシュの加速
  • 階段の下り

特に「着地」で
膝のお皿の下がズキッと痛む のは典型例です。

 痛む場所で分かる「他の膝の痛み」との違い

オスグッド病との違い

  • ジャンパー膝:お皿の下(腱)

  • オスグッド病:膝の下の骨が出っ張って痛い

 半月板損傷

  • 膝の中や奥が痛い

  • ひっかかり感・ロッキング

 膝蓋大腿関節症

  • お皿の周囲が広く痛い

  • 階段・しゃがみ動作で悪化

👉 痛みが「点」で出るかどうか が判断ポイントです。

 成長期・スポーツ選手に多い痛みの出方

中学生・高校生では

  • 両膝同時に痛む
  • 練習後に強く痛む
  • 翌朝に違和感が残る

といったケースも多く、
「疲労の蓄積」が関係しています。

 痛む場所だけケアしても治らない理由

ジャンパー膝の痛みは
膝蓋腱に出ますが、原因は膝以外にあることが多い です。

  • 太ももの前(大腿四頭筋)の硬さ
  • 股関節の硬さ
  • 足首の動きの悪さ
  • 着地フォームの癖
  • 体幹の弱さ

これらが改善されないと
同じ場所が何度も痛くなります。

こんな方は専門的なチェックを

以下に当てはまる場合は、
一度しっかり原因を見てもらうことをおすすめします。

□ 膝のお皿の下が押すと痛い
□ ジャンプや着地で同じ場所が痛む
□ 歩いても違和感がある
□ 何度も再発している
□ 湿布やストレッチで変わらない

 スポーツを続けながら改善したい方へ

ジャンパー膝は
「どこが痛いか」だけでなく「なぜそこに負担がかかるか」 を見ることが重要です。

  • 膝だけでなく
  • 股関節・足首・体幹まで含めて
  • 全身の使い方を整える

これが再発しない改善につながります。

当院での施術内容についてはこちら

■ まとめ

  • ジャンパー膝は「膝のお皿の下」が痛い
  • 押すとピンポイントで痛むのが特徴
  • ジャンプ・着地・階段で同じ場所が痛む
  • 他の膝疾患とは痛む位置が違う
  • 原因は膝以外にあることが多い

「どこが痛いか」が分かれば、対処は一気に変わります。

ABOUT ME
小林 勇太
葛飾区こばやし接骨院院長。柔道整復師の国家資格を保有。葛飾区柔道整復師会学術部長を務め、頻繁に医学のセミナーへ参加し最新の医学的知見を取り入れています。野球やサッカー・バレーボールなどスポーツの現場で活躍しているためスポーツ障害や外傷の臨床経験が豊富。