こんにちは。こばやし接骨院の小林です。
最近、野球肘がなかなか治らずに困っているという相談を受けました。
同じような悩みの方も多いかと思い、野球肘がなかなか治らない理由について解説していこうと思います。
みなさまの野球肘が治るような役立つ情報を提供していきますので、最後までご覧ください。
この記事は次のような人におすすめ
- 野球肘を治したい人
- 野球肘がなかなか治らない理由について
野球肘が治らない理由
あなたの野球肘が治らない理由は、原因が改善していないからです。
原因というのは、人それぞれ違います。
例えば、投球フォームに原因がある野球肘の患者様がいるとします。
2週間投球を控えて安静にしました。その後、練習でボールを投げたら肘が痛かったです。
それはそうですよね?
練習を休んで、肘は安静に保たれたかもしれませんが、安静にしただけでは悪い投球フォームは何も変わってないですよね。投球フォームを良くするようなことはなにもしてないのですから。
今回は、投球フォームが悪い例でお話しましたが、このような理由で野球肘が治らない方はとても多いです。
ですので、まずはあなたの野球肘の原因は何かしっかりと原因追及してください。
・投げ過ぎなのか?
・投球フォームに問題があるのか?
・身体の柔軟性が低下しているのか?(柔軟性の低下で結果としてフォームが乱れる)
それさえ、追及できれば野球肘は良くなります。
野球肘が治らない多くの原因
では、実際に数多くの野球肘を診てきた私が思う多くの原因を挙げたいと思います。
やはり、一番多いのは投球フォームの問題だと思います。
特にテイクバック~トップまでに問題があることが多いです。
もっと簡単に言えば、トップがちゃんと作れていない方が野球肘になります。
トップがちゃんと作れないまま投球に入っていくので、
・肘が下がっている
・肘が伸びているなどの問題が発生して肘の負担が増大して野球肘を発症しています。
ですので、当院では必ず投球フォームは確認させて頂いています。
次は、身体の柔軟性の低下です。
現代は、スマホやゲームの影響で、姿勢が悪く身体が硬い子供はとても多いです。
背中を丸めてスマホをいじっていませんか?
では、一つ試して頂きたいことがあります。
背中を丸めたままバンザイをしてみて下さい。
しっかり手を挙げることはできますか?
おそらく、手がすごく挙げづらいのではないでしょうか?
姿勢が悪く、上半身の柔軟性が低下していると手は挙げづらくなるのです。
ボールをを投げるときにも腕を挙げなればなりません。腕が挙がらず肘が肩より低い位置で投球していると肘の負担は増え野球肘になります。
身体の柔軟性が低下していることで、手が挙がらずに肘が下がった悪い投球フォームになっていることもよくあります。
ですので、当院では肘が痛いと言ってきても背骨や肩・肩甲骨などの身体の柔軟性も必ず確認して問題点も探すようにしています。
このように、野球肘が治らない理由は肘以外にあることが多いです。
野球肘だからといって肘だけに捉われないでください。
肘以外にも肘が痛くなる原因は隠れています。
あなたが今まで投球フォームや肘以外の柔軟性を診てもらったことがないのであれば一度診てもらって下さい。
治らない野球肘の治すきっかけを見つけることが出来るかもしれません。
まとめ
あなたの野球肘が治らない理由は、ちゃんとあります。
それは、あなたの野球肘の原因が改善していないからです。
私が診てきた野球肘の原因の多くは、悪い投球フォームか全身の柔軟性の低下です。
あなたは、そこまで診てもらい治療を行っていますか?
もし行っていないのであれば、それがあなたの野球肘が治らない理由かもしれません。
こばやし接骨院では、フォーム指導や肘以外の全身も一度確認し施術を行っていますので野球肘でお困りの方はご相談ください。