膝痛とは・膝痛の施術について

膝痛とは

歩いたり、座ったりと膝は毎日必ずといっていいほど使う箇所です。
そのため、カラダの中でも比較的痛みの出やすい箇所でもあります。
膝の痛みには、「変形性膝関節症」「鵞足炎」など様々なものが存在しますが、大きな原因は「膝のねじれ」と「カラダの動かし方」にあることが多いです。

他で良くならなかった理由

膝の痛みの大半を占める「変形性膝関節症」。
膝痛を抱える多くの方が、病院で変形性膝関節症と診断を受けたのではないでしょうか。
その変形性膝関節症は、様々な原因によって膝自体に炎症が起こりその炎症の熱の影響で変形や変性を起こし結果として膝自体が曲がってきたり、炎症が収まらずに水が溜まってきたりと痛みが抜けずに長引いてしまう方ほとんどです。
そして、そんな方々にお話を聞くと注射を打っていた・水を抜いていたということでした。

ここで大切なのは、注射を打つことや水を抜くことが悪いというわけではなく、なぜ膝自体に炎症が起こり続けてしまったかということです

膝関節は大腿骨と脛骨と膝蓋骨で構成されていますが、関節が運動や歩き方でグラグラと揺れたりガツガツとぶつかった結果、炎症が起きて水が溜まり痛みが発症します。
これは、膝関節周辺を固定している筋力が弱くなったり膝の固定力が低下して、重力に対応できなくなったためです。

したがって、膝関節周辺の筋力アップをしなければいけません。
また、それ以外にも重力に負けずに自分の力で膝関節を潤滑よく動かせるようにもなる必要があります。

ですので、あなたの膝痛が良くならない理由は膝自体に炎症が起こり続ける原因を解消できなかったからなのです。

膝痛の原因

膝痛の原因は、

  • 加齢
  • 肥満
  • 筋力の低下

と言われています。

私が多くの患者様を施術してきて感じることは、これらだけが原因ではないような気がします。
なぜなら、これらが原因だとすればもっと多くの方が膝痛に悩まれてもおかしくはありません。
この三つに該当していても、膝が痛くない方はいらっしゃいます。

私たちが考える原因は、

  • 膝のねじれ
  • カラダの動かし方です

膝痛とねじれ

膝痛を抱えている方で、まず先に確認するのが「膝のねじれ」です。
膝の関節は、大きく分けて太ももの骨(大腿骨)とふくらはぎの骨(脛骨)という骨で構成されています。
膝をよく見ていただくとわかって頂けるのですが、膝の関節が捻れてしまっている場合があり太ももの骨(大腿骨)に対してふくらはぎの骨(脛骨)が外側に捻れています。
この状態を、「脛骨外旋症候群」と言います。

このように、捻れた状態にあるとそもそも関節が合っていないため、動かしたり、歩いたりすると負担がかかり膝に痛みが出ます。

ですので、まず膝のねじれがあるかどうかをポイントとしています。

膝痛とカラダの動かし方

まずは、膝関節のみについてです。
膝の関節を曲げ伸ばしする際に、膝関節は単純に膝を支点に曲げたり伸ばしたりしているわけではありません。
厳密にいうと、膝を曲げていくときは太ももの骨に対してふくらはぎの骨が内側に捻じれながら曲がっていきます。
そして、伸ばしていくときは逆に太ももの骨に対してふくらはぎの骨が外に捻じれながら伸びていきます。
そのため、膝関節の内側や外側に捻じれる可動域がないと膝関節はスムーズに動くことができないため膝には負担がかかってしまいます。

また、もう少し広い範囲でみていくと膝関節に上下一関節にあたる「股関節」と「足首」の動きは重要ともいえます。
なぜなら、歩行や階段などの動作は股関節・膝・足首の協調運動で行っているからです。
そのため、股関節や足首の可動域が低下すると膝にかかる負担は増えてしまいます。

膝痛の施術方法

先述の様に2つの理由があるため、「ねじれ」と「カラダの動かし方」を改善することが膝痛の解消につながります。

まずは、土台である骨盤を中心に改善していきます。
カラダに安定感がない方は、立っているときや歩行の時につま先が外に向きやすいです。
その理由は、カラダの不安定感を少しでも減らすために支持面(自分の体重を支える面積)広げたいからです。
そのような姿勢をとることで下肢には外にねじれようとする力が働き続けてしまうため、ひじれを解消するためには土台となる骨盤から安定させていきます。
その後、膝関節自体の機能改善や股関節・膝・足首の協調運動訓練などを行うことでカラダが正しい状態に戻り、正しく膝を使えるようになるため痛みが改善していきます。

主に運動療法を行っていきますが、運動が苦手な方にも始めやすく、かつ効果が出やすい様に、人間が生まれながらにもっている赤ちゃんの発達発育の段階に沿って仰向けやうつ伏せの状態のエクササイズからスタートしていき四つん這いや立位などと順々に歩行や階段などの日常生活に動きにつなげていきますので安心してください。

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